自分の時間を大切にすることの意味 ~「無駄な時間」という評価に反論する~

本日午前、派遣会社の電話面接を受けました。わずか16分の面接でしたが、どうしても納得できなかった点がありました。それは、私が過ごしてきた8年間、働かずに自分の時間を大切にしていたことに対する評価です。
面接官から「8年間、何をしていたのですか?」と質問され、私は素直に答えました。「特にパートなどをせず、自分の時間を大切にして過ごしていました」と。それに対して、少し驚いた様子で、「無駄に過ごしていたのでは?」という印象を受けました。
その瞬間、心に湧き上がったのは驚きとともに、強い憤りでした。なぜなら、私は決して無駄に時間を過ごしていたわけではなく、他人の価値観に縛られることなく、自分が大切にしたいことを見つめていたからです。自分の時間があるなら、好きなことをして充実した日々を送る、それが私にとって最も大切なことでした。それなのに、「遊んでいる」や「楽をしている」と見なされるのは、どうしても納得できませんでした。
日本社会においては、特に女性に対して「家庭に入っているから」「働いていないから」といった評価が強く、社会の期待に応えなければならないというプレッシャーが常にあります。しかし、私は他人の視線に惑わされず、自分のペースで自分の時間を大切にしてきました。
私の価値観が、他の誰かには理解されにくいものであるかもしれません。でも、私は信じています。どんな時間が本当に大切かを見つけ、それをどう使うかが最も重要だということ。そして、そういった選択が「無駄な時間」と評価されるのは、非常に残念なことだと思います。
もし、この「何もしない時間」が無駄だと言われるのであれば、その価値観には従いたくないと強く感じます。もしもこのような価値観が変わらないのであれば、私は娘と一緒に日本を出て、新しい場所で生きていこうと思っています。何よりも大切なのは、自分に正直に、そして心の平穏を保ちながら生きることです。
世の中には、もっと自由で自分らしい生き方ができる場所があるかもしれません。もし日本の風潮が変わらないのであれば、私たちは、その選択肢を探し求めて、旅立つのです。」