パートに申し込む日、もう辞める日を考えている私(全5回)

今日、ついに近所のスーパーのパート求人に申し込まなければならない日が来ました。
だけど、面接を受ける前からもう分かってしまっているんです。
もし採用されたとしても、私はきっと思うでしょう——「自分の大切な時間を、安く売ってしまった」と。
パート初日を迎える前から、すでに辞める日のことを考えている自分がいます。

「申し込まなければ」と思う気持ちと、それでも心の中にわだかまる違和感。
今日は、そのことをお話ししたいと思います。

パートで時間給をもらえれば、生活費はまかなえます。
ライフワークではなく、まさにライスワーク
住む家の家賃、学費、光熱費、食料費、コンタクトレンズや衣服……。
パートで稼ぐお金は、最低限の生活を維持するためにすべて消えていきます。

家賃、8万8千円。
パート代はそこに消え、残るものは何もない。
「この家を選んだのは自分なのに……」
そう思うたびに、自分自身を責めたくなるのです。

なぜ、私は「自分の時間を安く売っている」と感じるのでしょうか?
その根源は、過去の経験と価値観にあります。

親からは「お金は大切だが、時間の価値はそれ以上に大切にしなさい」とは言われませんでした。
むしろ、「お金のために我慢する」が常でした。

過去の私は、正社員として働くことは無理だと感じ、アルバイトを繰り返していました。
しかし、時間に縛られ自由を感じることができず、すぐに辞めることが多かったのです。

その結果、自分の気持ちの行き場を失い、食べることの病気になりました
心の空虚感を埋めるため、食べることで自分を慰めていたのかもしれません。
ますます自信を失い、他人と心を開いて接することができなくなりました。

親にとって、アルバイトでさえ続けられない私は社会の落伍者だったと思います。
正社員として働くことが目標だったので、私はその期待に応えられず、自分を責め続けました。

その頃から、時間をお金に変えることに不安を感じ、
「自分の時間を安く売っている」と思うようになったのでしょう。

-ひとり時間で生み出す、自由な収入術